幼い頃から動物が大好きで、常に動物に囲まれて生きてきたという人たちは意外に多いのではないかと思います。そして捨て犬や捨て猫を拾ってしまい、親に怒られたり…それでも見捨てる事ができずにまた連れてかえってしまう。

私のようにそんな事を繰り返しながら、子供ながらに保護活動をしていた方もまた多いのではないかと思います。

 

そんな動物が大好きで虫も殺す事ができない私が動物たちのおかれている現状を知ったのは少し前のこと。それも自分で調べて初めて知る事ができました。インターネットが普及したとはいえ、まだまだ自ら興味を持って調べなければ知る事が出来ないのが現状です。

 まずは知る事!知る事で救える命があると私は思っています。動物たちのおかれている現状を一人でも多くの人たちにに知ってもらい、今自分にできる事を少しずつ自分の出来る範囲ではじめていくことが大切なことなのだと思います。

人間の生活は本当に豊かになりました。けれど動物の取り扱いに関して日本は動物福祉後進国と言われています。人間が豊かに暮らしていけているのは、動物たちの犠牲のうえに成り立っているといっても過言ではないと私は思っています。そんな動物たちへ感謝の気持ちをお返ししたい。そう思うのは自然なことではないでしょうか。

動物たちがそれぞれの動物らしさを感じ、笑顔で生きられる社会の実現を目指すとともに、人と動物がより幸せに共生していけることを願っています。

代表理事 林敬子       

林敬子 略歴

幼い頃からの動物好き。動物たちのおかれてる現状を知りボランティアに参加。動物愛護活動を通じ、自身の役割に気づく。動物愛護活動家として東京ウォーカーWeb連載コラムで想いを綴り「非営利 一般社団法人ネバーランド」を2015年12月に設立。幼児•児童へ「命の授業」など啓発を軸に置いた活動をするとともに、人と動物がより幸せに暮らしていける社会の実現を目指す